ダイエットを始めようと思ったとき、「お金をかけずにできる方法はないか?」「家でできる方法はないか?」

家だったら、誰にも会わなくて済む上に、お金もかからず、自分のペースですることができますよね。
今回は家でできるダイエット運動「ヨガ」のご紹介をさせていただきます!
ヨガの本来の目的
女性専用のヨガスタジオが増えてきている、人気のヨガ。
ヨガと言っても、その種類も目的も流派もそれぞれ。
とてつもなく多いので、今回は「ハタヨガ」を基準にしてどうゆう効果があるのか、ヨガをする本来の目的はなにか?ということから、ご説明していきます。
結ぶこと
まずヨガはサンスクリット語で「結ぶ」「結合する」という意味を表すもの。
これは【心と体】【自分と他人】【意識と無意識】といったようにさまざまなものを結合するものとして一般的には解釈されています。
本来ヨガは瞑想が原点とされていて、そこに(呼吸法)や(ポーズ)を取り入れたのがハタヨガです。
そう、皆様もご存じの最もポピュラーなヨガです。
ヨガは「結ぶ」「結合する」ということ以外に、「心の作用を止滅すること」というのが定義とされています。
元々は穏やかなはずの心が、時々暴れだすことがある。
その心の作用を止めて滅することで、本来の穏やかな心に戻すというもの。
感情や欲望に振り回されることなく、自分が心をコントロールして過ごしましょうということです。
つまり、ヨガを日常に取り入れることによって、心を穏やかにし、心と体や自分と他人との関係のバランスを保つこと、それこそがヨガの目的ということです。
ヨガの効果
では、ヨガを取り入れることによって、どんな効果が得られるのか。
肉体面と精神面の両方、ご紹介していきます。
■体(肉体面)
- 筋肉の柔軟効果
- インナーマッスルを鍛える効果
- 血行促進
- 基礎代謝アップ
- 基礎体温の上昇
- 歪みの矯正(ボディラインの形成)
- 睡眠の質の向上
- 脳の活性化
- 便秘解消
■心(精神面)
- ストレスの緩和・軽減
- 集中力の向上
- リラックス効果
- 精神安定
- うつ病予防
肉体面の効果だけでも、すごいですよね。
ダイエットをする女性にとっておすすめなのはここが理由です。
筋肉が柔らかくなることで、肩凝り腰痛などの緩和はもちろんですし、基礎代謝や基礎体温が上がれば痩せやすい体になります。
おまけにストレスの緩和や軽減、リラックス効果も期待できるなんて!
それを実感できるからこそ「ヨガ」が、こんなにも女性の中で人気になったのでしょう。
ヨガのポーズ
ヨガの目的や効果をご紹介したところで、次はヨガのポーズをご紹介していきます。
体が硬いという方でも行えるような初心者向けのポーズをいくつかご紹介させていただきますね。
部位別!ヨガポーズ
気になる部位に効くポーズになります。
出典:ヨガジャーナル
お腹・・・効果:ウエストの引き締め・脚のストレッチ
アナンターアーサナ:横向きの脚上げ
- 右半身を下にして、床の上に横になる。意識的に右かかとを押して、足首を直角に曲げ、足の外側を使って体勢を安定させる(それでもまだ不安定であれば、足裏を壁で支える)。
- 右腕をまっすぐ頭の先へ伸ばして、かかとから指先までが一直線になるようにする。右肘を曲げて頭を手のひらで支える。肘を胴体から遠ざけるように滑らせていき、脇の下を伸ばす。
- 左脚を外側に回して足指が天井を向くようにし、膝を曲げて胴体へ引き寄せる。脚の内側から手を伸ばして、左足の親指を左手の人さし指と中指でつかむ。左手の2本の指に親指を添えてしっかり握る(心地よく足指をつかむことができない場合は、ストラップの輪を足裏にかけてストラップを持つ)。息を吸いながら、脚を伸ばして天井のほうへ上げる。
- 上げた脚が下の脚より少し前に出て、上側のお尻が後ろに落ちているかもしれない。仙骨を骨盤のほうへ引き締める。こうすることで、てこのような力が生まれ、脚を直角近くまで戻しやすくなる。
- 意識的に右かかとを押す。このポーズで30秒〜1分ステイする。脚をリリースして数呼吸。左が下になるよう転がって、反対側を同じ長さで繰り返す。
出典:ヨガジャーナル
出典:ヨガジャーナル
背中・・・効果:首肩腰のストレッチ・月経中の不調緩和・消化機能アップ
アルダマッツェーンドラーサナ:半分の魚の王のポーズ
- 折りたたんだブランケットの上に、両脚を前に伸ばして腰を下ろす。 膝を曲げて両足を床の上に、左足を右脚の下、右腰の外側へ。左脚の外側は床の上に置く。右足は左脚をまたぐようにして左腰の外側の床に立てる。右膝はまっすぐ天井を向くように。
- 息を吐きながら、右太腿の内側に向かってねじる。右手を右のお尻のすぐ後ろに置き、床を押す。左上腕を右太腿の外側、膝の近くに押し当てる。胴体の前側を引き上げ、右太腿の内側を引き寄せる。
- 右足の内側を強く床のほうへ押し、右の鼠蹊部(脚の付け根)を緩め、胴体の前側を伸ばす。胴体上部を肩甲骨からやや後ろへ反らせ、尾骨を床のほうへ押す。
- 頭を右へ向けて胴体をねじる。あるいは、胴体をねじるのと反対側に左に向け、左肩の向こうを見る。
- 息を吸うたびに、指で床を押しながら胸骨を少しずつ引き上げる。息を吐くたびにさらにねじりを深める。腰のほうだけでなく、背骨全体を均等にねじっていくこと。30秒〜1分間ステイして、吐く息でリリース。最初のポジションに戻って左側を同じホールド時間で行う。
出典:ヨガジャーナル
出典:ヨガジャーナル
太もも・胸・腕・・・効果:太もも、腰回りの引き締め効果・生理痛などの改善・全身の筋肉アップ
アンジャネーヤーサナ:三日月のポーズ
- 四つんばいになる。両膝は腰の真下、両手は肩よりやや前の位置に。手のひらを広げ、人さし指をまっすぐかやや外向きにする。つま先を立てる。
- 息を吐きながら右足をステップして両手の間に下ろす。かかとの真上に右膝があるように。左膝を床に下ろして右膝を固定し、左腿の前側と鼠蹊部(脚の付け根)が気持ちよくストレッチされるところまで左の背中を引いていく。 左足の甲を床に向ける。
- 息を吸いながら胴体を垂直に引き上げ、両腕を外側から真上に伸ばす。尾骨を床のほうへ下げて、恥骨はへその方へ上げる。肩甲骨を背中に安定させて、胸を引き上げる。
- 頭を後ろに引いて上を見る。首の後ろ側を詰まらせないように。両手の小指は天井へ伸ばす。1分ホールドしたら、息を吐きながら胴体を右腿のほうへ戻して両手を床に。つま先を立てて、次の吐く息で左膝を床から離し、ステップしてアド・ムカ・シュヴァナーサナへ戻る。左足を前にして同じ長さで繰り返す。
出典:ヨガジャーナル
どれも簡単なものをご紹介しましたが、わかりにくいという方はYouTubeなどで検索をして、動画に合わせて行ってみるのもいいですよ。
まとめ
今回はお家でできるおすすめの運動として「ヨガ」をご紹介しました💓
ご紹介したポーズに限らず、どのポーズも体の筋肉を伸ばしてくれる効果があるので、血流促進、基礎代謝向上と、ダイエットには最適の条件が揃っています。
また精神面や睡眠での効果などもたくさん期待できます。
上手に生活の中に取り入れて、心身ともに健康的にキレイになっていってくれることを願います。
この記事がダイエットのサポートとしてお役に立てれば幸いです。

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